人気ブログランキング | 話題のタグを見る

見学会

見学会_f0044806_05735.jpg




今日は多摩ニュータウンにある
永山団地の見学会に行ってきた。

若者は団地に住みたいと思うか。
団地をどう再生していけばいいか。

こんな質問を投げかけられたら
どう答えるだろうか。



団地の再生を情報や医療、建築など
いろんな視点から分野の垣根?を超えて考える。
みたいなことをやろうとしている
動きがあるらしく、
今日は大学の研究室であったり
NPOだったりが集まって
地元の?専門家の人に話を
聞いたりもしたのだけども

建築のデザインを考えるような
研究室は他にはいなくて
社会学的な研究室だったり
情報だったり医療とか福祉施設の計画学の
研究室だったりで

団地の今の問題として
高齢者の単身世帯が増えているらしく
その問題をどうにかしなくてはいけないとか
若い人が戻ってくるのか。
新しく入ってくる人はいるのか。
建物が老朽化してきて
建替えや改修などが必要になっている。
いろんな問題があるみたいだが
自分は都市デザインや都市計画、まちづくりを
専門に勉強、研究していく立場として
こういう場合どうアプローチできるのか。
ってことを考えていた。

たしかに活動をする上で
地元の人と仲良くなるのも大事。
情報が行き渡るように情報技術を取り入れて
インターネットなど様々なものを取り入れるのも
必要かもしれない。
ただ、それで解決するのか。
高齢者に関していえば
高齢者にどう便利なインターネットなどを
使ってもらえるようになるのか。
仲良くなって、その人の面倒を
1人ならまだしも100人もいたりしたら
みんなの面倒をみてあげれるのか。

僕はやはり、場所の力というか
空間をどうするかをもっと考えて
どんな空間が必要なのか。
どう空間を変えていくか。
どう空間を作っていくのか。

都心にはない魅力もあるのかもしれない。
でも都心の方が魅力的に感じるのは
空間の魅力なのではないかと思う。

それを提案する機会と
伝える機会と
いい提案を
実践する機会があるか
その仕組みがあるかどうかが
団地の再生のために
重要になってくるのではないかな。
by archi-tetsu-t | 2008-04-03 00:31 | 建築とか。